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この女たらし!!

 上級吸血鬼のアリシア・ブラッドドレイン(金髪ロングの美幼女)の体(前)を洗った結果……。


「はぁ……はぁ……はぁ……も、もういい。やめろ」


「え? もういいのか? まだ洗ってないところあるぞ」


「聞こえなかったのか? やめろ……」


「ああ、分かった。でも、なんか苦しそうだな。大丈夫か?」


「だ、大丈夫だ。少し体が敏感になっているだけだ」


「そうか。あっ、そういえば手洗ってないな。洗っていいか?」


「だ、ダメだ! 今そんなことされたらわれは!」


われは?」


「……お前の奴隷ものになってしまう」


「大袈裟だなー。まあ、いいや。えっと、泡落としてもいいか?」


「いや、いい。自分でできる」


「そうか。じゃあ、自分の体洗うか」


「ま、待て! 雅人まさと!!」


「なんだ?」


「あっ、いや、その……わ、われがお前の体を洗ってやってもいいぞ」


「え? なんだって?」


われがお前の体を洗ってやってもいいぞと言ったのだ!!」


 実は聞こえてるんだよなー。


「そうか。でも、あんまり大声出さないでくれ。近所迷惑だから」


「え? あー、そうだな。すまない」


「別にいいよ。えっと、じゃあ、お願いしてもいいか?」


「ああ! 任せろ!!」


 われの体をもてあそんだ罪は重い。覚悟しろ、雅人まさと


「なあ、やっぱりお前の手洗ってもいいか?」


「あっ! バカ! 今、手なんか握られたら!!」


 僕が彼女の両手を握ると彼女はその場で膝をついた。体が少し痙攣けいれんしている。一瞬呼吸が止まったような気がしたけど、大丈夫かな?


「おい、アリシア。大丈夫か?」


「ば、バカ! 手を握るな!!」


「あー、悪い。でも、お前の手きれいだからさ。きちんと洗っておきたいんだよ」


 くそー! 何なんだ! そのセリフ! そんなこと言われたらお前なしじゃ生きられない体になってしまうぞ!!


「う、うるさい! 黙れ! この女たらし!!」


「なんだよー、本当のこと言っただけじゃないか」


 あれ? こいつの股からなんか粘液出てるな。


「おい、アリシア。お前の股からなんか粘液出てるぞ」


「ね、粘液だと?」


 彼女がそれに目を向けると彼女は顔を真っ赤にした。


「き、気にするな! これはわれのよだれだ!」


「股からよだれ出るのか?」


「まあな! というか、お前もたまにあるだろ!」


「あー、まあ、そうだな。でも、あれってよだれじゃなくないか?」


「よだれだ! 誰がなんと言おうとよだれだ! そんなことより早くお前の背中を洗わせろ!」


「ああ、分かった。それじゃあ、よろしくお願いします。アリシア様」


 あ、アリシア様だと!?


「任せておけ! 血が出るくらいしっかり洗ってやる!」


「えっと、そこまで力込めなくていいですー」


「そうか。では、そうしよう」


 よし、どうやらバレていないようだな。

 うーん、やっぱりあれって絶頂……いやいや、さすがにそれはないな。ないよな?

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