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吸血木

 吸血木は敵意や殺意があるものだけを燃やせる鬼火により灰となった。


「ありがとう、鬼姫きき。助かったよ」


「あんなの朝飯前よ。それよりさっさと帰りましょう。ここ虫が多いのよ」


「ありがとうございます! このご恩は一生忘れません!」


「はいはい、分かった分かった。じゃ、また今度ね」


「はい!!」


 彼女はキジムナーにそう言うとスタスタ歩き始めた。


「あいつ、最近おとなしいよな」


「あなたの前だからですよ」


「ん? それ、どういう意味だ?」


「そのままの意味ですよ。さぁ、早く帰りましょう」


「ああ、そうだな」


 ん? 今、首筋になんか当たったような……。気のせいかな?

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