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頭に乗せていこう
朝ごはんをちゃちゃっと済ませた僕たちは急いで登校した。
「なあ、凛」
「何ですか?」
「まだ元の姿に戻れないのか?」
「えーっと、おそらく今日はずっとこのままだと思います」
「そうか。じゃあ、頭に乗せていこう」
「え? いいんですか!」
「小狐形態だとまともに動けないんだろ?」
「は、はい」
「だったら、振り落とされないようにしっかり掴まってろ」
「は、はい!」
凛(狐っ娘)が返事をすると、僕と夏樹(僕の実の妹)はほぼ同時に走り始めた。
朝ごはんをちゃちゃっと済ませた僕たちは急いで登校した。
「なあ、凛」
「何ですか?」
「まだ元の姿に戻れないのか?」
「えーっと、おそらく今日はずっとこのままだと思います」
「そうか。じゃあ、頭に乗せていこう」
「え? いいんですか!」
「小狐形態だとまともに動けないんだろ?」
「は、はい」
「だったら、振り落とされないようにしっかり掴まってろ」
「は、はい!」
凛(狐っ娘)が返事をすると、僕と夏樹(僕の実の妹)はほぼ同時に走り始めた。
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