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稲荷様の力の使い方

 りん(狐っ娘)は僕と夏樹なつき(僕の実の妹)のテクによって気を失ってしまった。

 僕は凛の髪を夏樹は凛の体を洗っていた。風呂場で気絶されると困るんだよなー。はぁ……まあ、とにかく風呂場から出よう。

 凛の体をバスタオルでよくいて髪を乾かす。夏樹がそれを羨ましそうに見ていたため同じことをしてやった。

 僕は凛を自室のベッドまで運ぶとそっと布団をかけてやった。


「お兄ちゃん、今日は私の部屋で寝ようよー」


「え? いや、でも凛が……」


「凛さんのことは私にお任せください」


 座敷童子の童子わらこが音もなく現れる。

 いつも通りだが、普通に心臓に悪い。


「分かった。じゃあ、任せる」


「はい」


「お兄ちゃん、早く行こう!」


「はいはい」


「えへへへ、お兄ちゃーん♡」


 二人が出ていった直後、私は彼女の秘密を探り始めました。


「教えてください。稲荷様の力の使い方を」


 私は彼女に催眠術をかけました。まあ、その結果得られた情報は狐の一族以外使うことはできないというものでしたが。

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