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デート!!

 僕が試作品3号こと、みっちゃん(人造妖怪)をリビングにあるソファまで運び終わった直後、僕は他のみんなに取り囲まれてしまった。


「え、えっと、と、とりあえず話をしようか」


「嫌です。私たちは今から雅人まさとさんを〇〇します」


 座敷童子の童子わらこの口からとんでもない言葉が放たれた。

 見た目が幼女だから余計にとんでもない発言に聞こえるなー。

 はぁ……でも、ここでそれを許したらみんなに〇〇されそうだから嫌だということを伝えておこう。


「うん、普通に嫌だからやめてね」


「では、今夜私を〇〇てください」


 だから、なんでそっち方面のことしか言えないんだ?

 まるで性欲の下僕だな。

 あと、私をって言ったな。

 私たちじゃなくて……。


「却下」


「その却下を却下します」


「じゃあ、その却下を……って、こんなことやってても何も解決しないな。なあ、みんな。みんなは僕に何をしてほしいんだ?」


 みんなは口を揃えてこう言った。


『デート!!』


「なあんだ、そんなことか。いいよ、まあとりあえず順番を決めないといけないな」


 とまあ、こんな感じで僕とデートできる権利をみんなは得たのであった。

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