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一触即発

 試作品3号こと、みっちゃん(人造妖怪)は朝ごはんを食べている時、僕の膝の上に座っていた。

 みっちゃんは今朝から大人の姿でいるのだが、なぜか幼女の姿をしている時とあまり重さが変わっていない。

 出るところは出ているし、身長も僕より少し高いくらいだから少しくらい重くないとおかしい。

 まあ、存在が不安定だからそんな不思議な現象が起こっているのかもしれないな。

 というか、どうして夏樹なつき(僕の実の妹)たちはみっちゃんに殺意を向けているんだ?

 夏樹なつきのは、まあ分かる。

 みっちゃんに妹枠を奪われないように警戒している。もしくは僕がみっちゃんのとりこにならないように見張っているとかかな?

 あとのメンバーはよく分からない。

 まあ、全員何かしら思うところがあるのだろう。

 それが何なのかはよく分からないが。

 そんな感じで今にも戦争が起きそうな空気の中、僕は黙々と朝ごはんを食べた。

 こういうのを一触即発というのだろうか?

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