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 また……けがされてしまった。


雅人まさとさん、あなたの中にある文字の力は使用制限があるとはいえ私のそれと同等……いえ、あなたが使うとそれ以上の効力を発揮します。ですから、くれぐれも遊び半分で使わないでくださいね?」


「わ、分かったよ。言う通りにするよ。というか、しばらく一人にさせてくれ。というかお前、キスする時いちいち舌入れるなよ。頭おかしくなるから……」


「その時は私が責任を取ります。あなたが死ぬまで一生面倒を見ます」


「そんなこと本当にできるのか? まあ、お前ならできるだろうな」


「ええ、できますとも。やろうと思えば今からでも」


「いや、いい。なんか怖いから」


「そうですか。では、私はこれで」


「おう」


 彼女が部屋から出ていくと僕はベッドに座ったまま手の平に『好』と書いた。

 あっ、やべっ。無意識のうちに文字の力を使ってしまった。

 まあ、いいか。誰かに使ってるわけじゃないし。

 というか、なんで『好』って書いたんだ?

 うーん、誰かの好きが欲しいから……とかかな?

 まあ、いいや。少し寝よう。

 僕はしばらく眠ることにした。

 はぁ……安静にしないといけないのって辛いなー。

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