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怪人ポテンシャルドネー、散る
僕が怪人ポテンシャルドネーに追いつき、倒そうとするとやつはこんなことを言った。
「ま、待て! 俺を殺せばこの世から酒が消えるぞ!」
「別にいいよ。僕が代替品を作るから」
「そんなことできるのか!?」
「できると思うよ。一応、地球に問い合わせてみようか?」
「あ、ああ! ぜひやってくれ!」
「分かった。もしもし僕だけど今の話聞いてた? へえ、それ、できるんだ。教えてくれてありがとう。じゃあ、こいつ倒すね、バイバーイ。ということで僕は今からお前を倒す」
「い、嫌だー! もっと酒合戦したーい!」
「それはあの世でやってくれ。爆破!!」
「うわああああああああああああああああああ!!」
「ふぅ……終わった終わった。よし、帰るか」




