表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1902/1936

第五十話 ありがとう! 猛獣闘士アニマーレ!

 次でいよいよ最終回かー。モウジュウレッド以外、全員力尽きてるけど大丈夫かなー?


「ラースボス! お前だけは絶対許さない!!」


「モウジュウレッド、もう諦めろ。この星はもう我らシンリャークのものだ」


「違う! この星は俺たちのものだ! モウジュウチェンジ!! 真っ赤な情熱その身に宿し、どこまでだって突っ走る! 赤の闘士! モウジュウレッド!!」


「行け! ソルジャーンたち!!」


『ソルソルー!』


「どりゃあああああああああああああああああ!!」


「な、なんだ? この気迫は。お前の仲間は全員倒れているのだぞ? それなのになぜまだ抗う?」


「モウジュウゴールドが言ってた、最後まで立っていたやつが勝者だって」


「そうか。では、そろそろ楽にしてやろう。来い! シンリャークロボ軍団!!」


「これは……まさに絶対絶命だな……だけど、なんか負ける気がしないな」


「これで終わりだ! モウジュウレッド!!」


「うわぁあああああああああああああああああ!!」


「勝った! 我らの勝利だ!!」


「ニャー!」


「こ、この声は! うぉおおおおおおお!!」


 一話の体当たりを思い出すなー。


「また助けられたな、ありがとよ、スカーレッド」


「ニャー♡」


「スカーレッド、他のモウジュウたちはどうした?」


「ニャー」


「そうか。世界中にいるシンリャークロボを倒してくれてるのか。じゃあ、さっさとこいつ倒してみんなと合流するか!!」


「ニャー!!」


「そうはさせん! シンリャーク砲、発射準備!!」


「行くぞ! スカーレッド!!」


「ニャー!!」


「何をしている! 相手はたった一匹と一人ではないか。早く片付けてしまえ!!」


「負けてたまるかー! 走れ! スカーレッド!!」


「ニャー!!」


「ラースボス様! 発射準備完了しました!!」


「よし! 今だ! 撃てー!!」


「止まるな! 走れ! スカーレッド!!」


「ニャー!!」


「な、なぜだ! なぜ止まらん!? 止まれ! 止まってくれー!!」


「止まってたまるかー! ぶち抜け! スカーレッド!!」


「ニャー!!」


『う、うわぁあああああああああああああああ!!』


「しゃあ! 大! 大! 大! 大! 大勝利だー!!」


『おーい!』


「あっ、みんな! よかったー、みんな生きてたー。おーい! みんなー! 俺たち勝ったぞー!!」


「シンリャーク軍の脅威は去った。ありがとう! 猛獣闘士アニマーレ! すごいぞ! 猛獣闘士アニマーレ!!」


 なんか目から汗が出てるな。いやあ、最初はどうなることかと思ったけど、どうにかなったなー。

 結局、宇宙人たちが映画の撮影をするために地球であんなことやこんなことをしていたからシンリャーク軍と友好的な宇宙人はグルなんだよなー。地球上の生物は幹部とか怪人にされてるからヒーローサイドは序盤から終盤まで負けられないんだよなー。うーん、きつい。


「そういえばヒーロー全員死人だったな……。まあ、モウジュウたちがいる限り死なないから大丈夫か」


 次、何を履修しようかなー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ