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猛者サウルス対シンジュサン

 次の日、あいつは再び私の前に姿を現した。


「昨日、あの公園にいたお前以外の生き物全てを倒し我の血肉としたが突然変異体特有の味がしなかった」


「ふーん、そうなんだ」


「お前が突然変異体だという確証はないが、我はお前と出会った時からなんとなくお前が突然変異体なんじゃないかと思っている」


「正解。私が突然変異体だよ。でも、ここにいる私は幻。本体は別の場所にいるよ」


「そうか。では、お前が居そうな場所全てを破壊するとしよう」


「そんなことしたら人間たちに命を狙われちゃうよ」


「罪人どもが束になっても我は負けん! なぜなら我は『猛者モササウルス』だからだ!!」


「理由になってないような気がするけど、とりあえず始末させてもらうよ」


「始末されるのはお前の方だ。『必中牙ひっちゅうが』」


「……え? どう、して……」


 あー、そうか。今のは幻を作り出している本体にも当たる攻撃なのか……。こんなの初見じゃ防ぎようがないよ。


「あー、おいしかったー。よし、では、次の獲物を探すとしよう」

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