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タウミユリは寝ている時、無である

 ウミユリの突然変異体……それが『タウミユリ』である。やつは毎日『十九』時間眠る。眠っている間、やつは『無』になるため誰もやつを倒せない。


「よしよし、今日も寝てるな」


 タウミユリが倒されると宇宙のバランスが崩れ、この宇宙は消滅する。似たような存在がいくつかいるがこいつは一番戦闘力が低いため保護しなければならない。


「まあ、ここ深海だから密猟者そんなに来ないんだよな」


 だが、密猟者はたまにやってくる。


「おっ、来た来た。『振り出し光線』」


 この光線を浴びると振り出しに戻る。今回は『ここに来るのに必要な乗り物を作るのに必要な資金をどうやって調達するか考えよう』が振り出しとなる。


「よし、これで時間稼ぎできるな」


 タウミユリはスウスウと寝息を立てている。


「ゆっくりおやすみ」


 僕は彼女を起こさないように静かにその場から去った。

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