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ヨーロッパコマドリ、告白する

 この情報を誰に伝えようかなー。うーん……次、この公園の近くを通った人にしようかな。


「今日もいい天気だなー」


 あっ、星の王だ。


「ねえねえ」


「ん? なんだ?」


「こっちこっち」


 最近、珍しい鳥によく会うな。


「はいはい」


「突然ですが、あなたに私の秘密を教えます」


「お、おう」


「実は私、二千年以上生きてるんです!」


「それはすごいなー。でも、それ、人間に知られたら確実に追われる身になるからあまり言いふらさない方がいいぞ」


「なのであなただけに教えました! あー、スッキリしたー。あっ、私がしゃべれることも秘密にしておいてくださいね」


「分かった」


「よろしい! では、私はこれで」


 ヨーロッパコマドリはそう言うと雲の上まで飛んでいった。


「またな、大先輩」

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