1811/1940
日本の神様デッキ
ドッヂボール大会に参加した僕は助っ人おばけのおかげで優勝できた。
「優勝賞品は『日本の神様デッキ』です」
「あー、どうも」
雅人は『日本の神様デッキ』を手に入れた!
「お菓子の詰め合わせとかじゃないんですね」
「それは来月の優勝賞品です」
「あっ、毎月やってるんですね」
「はい!」
「そうですか。じゃあ、僕はこれで」
「はい! それでは、みなさんまた来月ー!!」
『はーい!!』
こうしてドッヂボール大会は終了した。もし僕が負けていたら優勝賞品は変わっていたのだろうか? いや、おそらく準優勝だったとしても賞品はこのデッキだっただろう。なぜなら雲の上から天照大神がチラチラこちらを見ていたからだ。




