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すみませーん、心臓届いてませんかー?

 うーん、散歩コースには落ちてないなー。


「交番に行ってみようか」


「うん」


「すみませーん、心臓届いてませんかー? あれ? 誰もいない。パトロールしてるのかな?」


「私の心臓に食べられたのかもしれない」


「え? そうなの? というか、君の心臓って自力で動けるの?」


「うん」


「そうか。すごいな。あっ、なんかラジコンの戦車が走った跡がある。この方角にある広場に行ってみよう」


「うん」


 広場に着くと衰弱している鳩やカラスたちがいた。


「これも君の心臓の仕業なのか?」


「うん」


「そうか。えーっと、戦車は空き地に向かったみたいだな。行こう」


「うん」

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