正四面体 呪われたオーパーツ
触ると魂を抜かれるという呪われたオーパーツ。それが見つかった遺跡から出そうとすると見えない壁にぶつかり出られなくなるため今まで博物館に展示されたことはない。それが昨夜、遺跡から飛び立ち日本に向かっているらしい。日本に何か恨みでもあるのだろうか?
「あっ、来た」
正四面体のオーパーツは未知の物質でできている。ロードローラーで押し潰そうとするとロードローラーが凹むほどの硬度があるため誰もそれを壊せない。それは波打ち際にいる僕の目の前まで降下した後、ゆっくり開錠し、僕に中身を見せた。
「……ほう」
オーパーツの中にはメモリーが入っていた。
「データ容量多いな。ほぼ無限じゃないか。えーっと、フォルダ名は……人々の様子か。もしかしてこれ今も保存され続けてるのか? というか、僕はこれをどうすればいいんだ?」
それは何も言わずに僕の頭の中に入った。
「あー、疲れた。しばらく寝まーす。おやすみー」
「お、おう」
そうか、オーパーツの中にいる妖精が今までメモリーを守っていたんだな。で、そろそろ休みたくなったから僕に引き継いでほしいと……。
「今までお疲れ様。ゆっくり休んでくれ」
「はーい……むにゃむにゃ」




