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機械生命体の救難信号

 二足歩行する人型の機械生命体は千切れかけた片腕を引きずりながら歩いている。体長は二メートルほどで全身キズだらけ。一定のペースで荒野を歩くそれは目的地に向けて前進している。


「ブレイン、この娘を修理できそうか?」


「コアが無事だから大丈夫だよー」


「そうか。あー、すまない。こっちの話だ。えっと、救難信号出してたのは君だよね?」


「ダソウ」


 ※そうだ。


「よかった、合ってた。えっと、とりあえず君を僕の家まで運ぶね」


「ウアリガト」


 ※ありがとう。


「お礼を言うのはまだ早いよ。ブレイン『痕跡イレイザーガン』を出してくれ」


「はいはーい。『痕跡イレイザーガン』!!」


「ダソレナン?」


 ※それなんだ?


「足跡とかを消せる便利な道具だよ」


「ムフムフ」


 ※ふむふむ。


 僕は自分と二人を宙に浮かせる。


「ブレイン、頼む」


「はーい。痕跡消えろー」


「……よし、これで痕跡はなくなったな」


「そうだねー」


「ナソウダ」


 ※そうだな。


「よし、じゃあ、帰るか」


「うん!!」


「ムウ」


 ※うむ。

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