ヒツジ男の正体
ヒツジ男とはアメリカのカリフォルニア州にあるサンタ・ポーラおよびメリーランド州で戦後から数年経った頃から目撃されているUMAである。
体長は二メートルほどでヒツジのような顔と角があり全身に灰色の毛が生えている。
それは軍の秘密基地で遺伝子操作によって生み出されたという説がある。また、メリーランド州ではヤギのDNAを取り込んだマッドサイエンティストともいわれている。
まあ、三回連続で雷に打たれたせいで色々おかしくなったヒツジなのだが。
ここはUMA保護エリア。
「草うめぇー! 水うめぇー!」
「あれがヒツジ男ですか……」
「うん、そうだよ」
「なんというか幸せそうですね」
「そうだねー」
「あっ! 旦那! どうです? この草、おいしいですよ!!」
「さっきお昼ごはん食べたからいいよ」
「分かりました! あっ! じゃあ、水分補給します?」
「うーん、まあ、水くらいならいいかな」
「そうですか! じゃあ、今からそっちに持っていきますね!」
「いや、僕がそっちに行くからいいよ」
「分かりましたー!」
「マスター、アレUMA用の水じゃないんですか?」
「ううん、彼の故郷の水だよ」
「そうですか。なら、安心ですね。私も飲んでいいですか?」
「それはヒツジ男に言った方がいいよ」
「分かりました。あのー! 私もその水飲んでもいいですかー?」
「いいぞー!!」
「やった!」
「よかったな。じゃあ、一緒に飲みに行こうか」
「はい!!」




