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剣山の大蛇の正体
剣山の大蛇は、徳島県にある剣山周辺に生息するとされるUMAである。
戦後から三十年ほど経った頃、剣山山麓の美馬市の山中で山で仕事をしていた人たちが全長約十メートルほどの大蛇を目撃した。その報告を受けた町役場などが周囲を捜索したところ、その大蛇が通った跡のようなものが発見された。
近隣の旧家に大蛇の頭蓋骨とされる骨が保存されているというエピソードは存在するが具体的な目撃例はこの一件のみである。
まあ、干支の蛇が散歩をしていただけなのだが。
ここはUMA保護エリア。
「早く今年終わらないかなー」
「それはアレかな? 来年、巳年だからかな?」
「そうそう」
「自分の年になると何かいいことあるの?」
「特にないよー」
「へえ、そうなんだ」
「うん。あっ、でも、その年の動物にちなんだグッズがたくさん作られるよー」
「そっかー。なんかいいね、そういうの」
「うん! あー、早く今年終わらないかなー」




