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おっとりなオゴポゴ

 オゴポゴとはカナダのオカナガン湖に生息するといわれている水棲のUMAである。体長は約五〜十五メートル。六十センチほどの大きさの頭部はヤギか馬に似ている。頭部に角のようなものが二本生えており背中にコブがある。体色は緑色で、ところどころにチョコレート色の斑点があるらしい。

 かつてはシーサーペントのような姿であるといわれていたが近年では古代のクジラである『バシロサウルス(別名ゼウグロドン)』が正体であるという説が有力である。

 ここはオカナガン湖。


「やぁ、オゴポゴ。元気?」


「……元気ー」


「そうかそうか。えっと、最近何か変わったことはないかな?」


「……ないよー」


「そっか。じゃあ、またね」


「……待ってー」


「ん? なんだ?」


「……久しぶりに、会ったからー、もっと、お話し、したいなー」


「そっか。じゃあ、新種のプランクトンの話でもしようか」


「……いいよー」


 相変わらずおっとりしてるなー。

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