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キャドボロサウルスのキャディ

 キャディはシーサーペントの一種でカナダのバンクーバー島の沖合を中心に、北東太平洋から北極圏に生息しているのではないかと推測されている。

 体長は五〜六十メートル。胴体は細長く背中にコブあるいはコイル状の背びれのようなものがあり尾鰭は二つに分かれているらしい。

 最大の特徴はその頭部でラクダや馬、キリンあるいは鹿つまり陸生の哺乳類形状をしている。また巨体の割に臆病な性格で時速四十キロの速さで逃げ去ってしまう。つまり容姿はシーサーペントで性格はゾウなのである。

 ここは太平洋のどこか。


「キャディー、いたら返事してくれー」


 僕が海に向かって小声でそう言うとキャディは海から顔を出した。


「いまーす」


「よかった。生きてた。えっと、最近どう?」


「平和です。特に問題ありません」


「そっか。えっと、何か困ったことはないかな?」


「今のところありません」


「そうか。じゃあ、そろそろ帰るね」


「え? もう帰るんですか?」


「うん、帰るよ。特に問題ないみたいだから」


「わ、私、あなたともっとお話ししたいです」


「そうか。じゃあ、何の話する?」


「わ、私の知らない陸の話がいいです!」


「そうか。じゃあ、最近できた映画館の話でもしようか」


「はい!!」

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