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シーサーペントを見た!

 シーサーペント。太古の昔から伝承で伝えられている巨大な海蛇のような見た目のUMAであり体を上下にくねらせて泳ぐ。見た目が少し違うものもいるらしいがそれはおそらく別個体だろう。


「し! し! し! シーサーペントだー!!」


 予想通りの反応。でも、もうすぐ嵐が来るから人間たちをここから遠ざけないといけないんだよねー。


「立ち去れー! 立ち去れー!」


「わ、分かった! 分かったから殺さないでー!!」


 殺さないよ。人間なんか食べてもおいしくないもん。


「立ち去れー! 立ち去れー!」


「はいー!!」


 嵐が去った後、雅人まさとと自称、雅人まさとの右腕がやってきた。


「やぁ、シーサーペント。元気?」


「うん、元気だよ」


「そうかそうか。それはよかった。えっと、何か変わったことはないかな?」


「今日は人間たちを嵐から遠ざけたよ」


「そうかー。ちょっと騒がしくなりそうだなー」


「大丈夫。しばらくの間クジラに化けるから」


「そうか。分かった。じゃあ、何かあったらテレパシーで伝えてくれ」


「分かったー」


「よし。じゃあ、またな、シーサーペント」


「うん、またねー」


「マスター! 待ってくださーい!」


「メルン、無理に僕についてこなくてもいいんだぞ?」


「私はマスターの右腕なのでどこまでもついていきます」


「そうか。でも、無理はするなよ」


「はい!!」

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