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マスター!
その日からメルン(古代人製美少女型機械人形)は常に僕のそばにいるようになった。
「マスター!」
「なんだ?」
「なんでもないです♡」
「そうか」
「マスター!」
「なんだ?」
「今日はいい天気ですねー」
「そうだな」
「マスター!」
「なんだ?」
「密輸しようとしている人がいます!」
「そうか。それで? そいつはどこにいるんだ?」
「〇〇空港にいます!!」
「そうか。じゃあ、一緒に行こうか」
「はい!!」
彼女の探知能力はかなり正確なため常に彼女の話に耳を傾けておく必要がある。
「密輸犯、発見! おまわりさん! この人のお腹の中に種が入っているので病院まで連れて行ってください!!」
「な、なんでバレたんだ!? 絶対バレないと思ったのに!! あっ……」
「今の録音してあるからとりあえず一緒に病院まで行こうか。それとも牢屋の方がいいかな?」
「病院の方でいいです」
「だろうね。じゃあ、行こうか」
「はい……」
こうして密輸犯は警察官と共に空港を後にした。




