表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1522/1940

両面宿儺は遊びたい

 今日はいい天気だなー。あれ? 広場のベンチに何かいるぞ。あれは……両面宿儺だな。


「はぁー……」


「大きなため息だな、宿儺すくな


「だって、誰も遊んでくれないんだもん」


「うーん、まあ、君は鬼神のイメージが強いからな」


「地方によっては英雄なのにね……」


「そうだな。じゃあ、今日は僕と遊ばないか?」


「無理無理。私じゃ相手にならないよ」


「戦うって意味じゃなくてどこかに遊びに行くって意味だよ。動物園、水族館、遊園地いろいろあるぞ」


「じゃあ、地獄」


「分かった。えっと、暑いのと寒いのどっちがいい?」


「どっちも」


「分かった。というか、今日姉の方全然しゃべってないな。大丈夫か?」


「徹夜でゲームしてたから寝てるんだよ」


「そうか。じゃあ、行くか」


「うん」


 こうして僕たちは地獄巡りをすることになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ