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古椿の霊

 私がおじいちゃんのお見舞いをしに病院に向かっていると頭に何か落ちてきた。どうやら椿の花が落ちてきたようだ。私がおこづかいで買った花束の中にそれを突っ込むとなぜか空が曇った。今にも雨が降り出しそうだったので私は早足で目的地まで向かうことにした。


「そこの君、さっき拾った花は捨てた方がいいよ」


「え?」


 いつのまにか私の背後に高校生らしき青年が立っている。


「えっと、そうしないとどうなるんですか?」


「今日、君のおじいちゃんが死ぬことになる。まあ、それをどうするのかは君次第だから僕の言葉を無視してもいいよ。じゃ」


「は、はぁ」


 変な人……。うーん、でも、よく見たら赤黒い血みたいな色してるな……。ちょっとかわいそうだけど捨てよう。私がそれを電柱のそばに捨てると誰かが舌打ちした。私、何か悪いことしたかな? うーん、まあ、いいや。私は雨が降り出す前に病院まで走った。


「古椿の霊のトラップは恐ろしいなー。なあ?」


「や、やめて……殺さないで」


「じゃあ、もう花に死の呪いをかけるな」


「は、はいー!!」


 よし、じゃあ、帰るか。

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