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ホープシャイン
よし『希望』になれたぞ。ん? でも、これ、どうやったら元に戻れるんだ? うーん、まあ、いいや。とりあえず絶望のかけらたちを倒そう。
「三人とも! 今すぐ散開しろ!!」
「分かった!」
「オッケー!」
「分かりました!」
『ディス?』
「お待たせ、絶望のかけらたち。じゃあ、さっさと終わらせようか」
『ディ、ディスー!!』
「『ホープフィールド』展開。これで逃げ場はなくなったよ。さぁ、おいで」
『ディスー!!』
「そう、それでいい。それじゃあ、さようなら」
僕は『ホープエナジー』を全身から解き放ち、絶望のかけらたちを消滅させた。
「出力最小の『ホープシャイン』で倒せてよかった。あれ? なんだか急に眠く……」
「お兄ちゃん!」
「雅人!」
「雅人さん!」
どうやら『ホープシャイン』は体力をかなり消耗するらしい。うーん、これは鍛えないとまずいな。




