表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1497/1941

灰坊主

 灰坊主あくぼうず。囲炉裏の灰をいじると現れる妖怪。うーん、でも、最近あまり見ないなー。


「ちょいちょいちょいっと」


「とうっ! って、なんだ、まさ坊か」


「ごめんね、人間の子どもじゃなくて」


「えーっと、その、なんというか、すまん」


「別にいいよ。というか、最近どう? 生きてて楽しい?」


「最近、俺の出番が少ないんだよなー」


「今の時代、囲炉裏を知らない子の方が多いと思うよ」


「一応、学校で習ってるはずなんだがなー」


「使わない知識は忘れていくものだからね」


「そうなんだよなー。まあ、そのおかげでのんびり暮らせてるからそれはそれで良しと思ってるよ」


「そっか。まあ、寂しくなったら妖chに書き込んでよ」


「おう」


「じゃあ、またね」


「ああ、またな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ