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カウントダウン 花魄ちゃん登場

 なんかインコっぽい声が聞こえるなー。でも、このへんにインコ飼ってる人はいないはず……。ということは。


雅人まさとしゃん! 雅人まさとしゃん!」


 赤いポストの上に体長十五センチほどの木の精がいる。えーっと、たしかこいつは……。


「あっ、思い出した。花魄かはくちゃんだ」


「そうです! でも、今はそんなことどうでもいいです! 早く病院の屋上に来てください!!」


 病院の屋上か……。


「分かった。すぐ行く」


「ありがとうございます! じゃあ、私についてきてください!!」


「分かった」


 花魄ちゃんのカウントダウンのおかげで患者が屋上のどの位置から飛び降りようとしているのかだいたい予測できた。


「ふぅ……なんとか間に合ったな」


「間に合った! 間に合った!」


「でも、今もどこかで君とは別個体の花魄ちゃんが生まれてるんだよな……」


「仲間増えるの良くない?」


「うーん、どっちもどっちだな。で? 今回の事件の犯人はいったい誰なんだ? 必要な時以外に病院の屋上の鍵は閉まってるはずだろ?」


「分からない。でも、犯人はきっとどこかにいる!」


「そうだな。よし、じゃあ、まずは病院の監視カメラを調べるか」


「そうしよう! そうしよう!」

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