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あー、えーっと、手伝った方がいい?

 これはアレか? クズの種とサボテンの種とミントの種を取り込んだせいか? まあ、いいや。とりあえず手で慰めよう。


「お兄ちゃーん、私の靴下片方ないんだけど、どこにあるか知らな……って、あー、えーっと、手伝った方がいい?」


「いや、大丈夫だ」


「でも」


「これはさっき取り込んだ種のせいなんだ。だから」


「ねえ、お兄ちゃん。私の体、使う?」


夏樹なつき、いくら兄妹でも越えてはいけない一線が」


「でも、このままじゃ眠れないでしょ?」


「そ、それはそうだが」


「ねえ、お兄ちゃん」


「な、なんだ?」


「ここだと部屋が汚れるかもしれないからお風呂場でしようよ」


「そ、そうだな。よし、そうしよう」


「私も行くー」


「ダメだ、お前は早く寝ろ」


「お兄ちゃんはおかずなしで天国に行けるの?」


「うっ……そ、それは」


「私がいた方が早く終わるよー。さぁ! 早くお風呂場に行こう!!」


「じ、実の妹に見られながらできるかー!!」


「そっか。じゃあ、私は浴室の外にいるね」


「あー、まあ、それならいいかな」


「決まりだね。よし、じゃあ、行こう!」


「お、おー」

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