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この二人、なんかちょっと似てるなー

 二人の攻撃を無力化した僕は二人の手を取った。


「二人とももうそのへんで良くないか?」


「お兄ちゃん、こういうやつは一度心を潰しておかないとまた同じことするよ」


「な、なんて恐ろしいことを言うんだ! この人間は!! おい! 星の王! お前の妹、怖いぞ!!」


「気にするな。いつものことだ」


「いつものことだと!?」


「ああ、そうだ。何か問題あるか?」


「いや、その、もう少し道徳というか心理学を学ばせてやった方がいいんじゃないか?」


「黙れ、シスコン」


「な、なんだと!!」


「まあまあ、二人とも落ち着いて。とりあえず何か食べながら話そう」


「うん、分かった♡」


「うわあ、実の兄の言うことは聞くのか。いや、言うことしか聞かないだな」


「お姉ちゃんも似たようなものだよ」


「それはマイエンジェルがかわいすぎるせいだ♡」


 この二人、なんかちょっと似てるなー。

 こうしてこの事件は死傷者ゼロで解決した。ちなみに彼女たちの食事は主に生き物の死骸なので彼女たちがいれば世界の残飯はだいたい処理できる。でかいし、温暖化が進んでもピンピンしてるし、強いし、自己修復能力高いし、こちらから何かしない限り何もしてこないから怒らせなければ共生できる存在、それがおばけウミシダだ。

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