1151/1940
とうっ!!
夜……怪しい市場……。
「ねえ、なんであたしがちんちくりんの手伝いなんかしないといけないの?」
「鬼姫、お前が僕たちと一緒にいられるのは童子が色々してくれてるおかげだってこと忘れてないか?」
「それはまあ、そうだけど」
「だいたいなんでお前は童子のこと嫌いなんだ?」
「別に嫌いなわけじゃないけど、なんか昔から馬が合わないのよ」
「そうなのか。えっと、例の薬屋はここかな?」
「そうみたいね。けど、ここからどうするの? あたしはともかく、あんたは入れないわよ。ちんちくりんの結界と同じくらい強力な結界があるから」
「そうだな。だけど、これは『男子禁制の結界』だ。ということは」
「あっ、そういうことね。えっと、どの妖怪の力がいるんだっけ?」
「それは……」
お父さん、ちゃんと戦えるかなー。うーん、やっぱりついていった方が良かったかなー? うーん……うーん……。よし、決めた! お父さんのところまで行こう。とうっ!!




