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ときめきメーター
結果発表。
「えー、入浴時のお二人のときめきメーターは振り切れていました」
「だろうな。はぁ……どこかに僕の魅了が効かない女の子はいないのかなー?」
僕が座敷童子の童子の部屋にあるベッドに横になると座敷童子の童子は僕のとなりに横になった。
「そんなのどこにもいませんよ」
「そうかなー? 一人くらいはいてもいいんじゃないか?」
「一人でいいんですか?」
「え? もしかして知ってるのか? 僕の魅了が効かない娘が!!」
「いえ、知りません。ですが、いないのなら作ればいいのです。ただ、ほぼ全身色々な意味でツルツルになります」
「え? あー、そうかー。やっぱり何もない娘じゃないとダメだよなー。うーん、なら、いいや。おやすみ、童子」
「はい、おやすみなさい」




