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求む! 自堕落異世界生活!〜チート能力無しの異世界はクソだ〜  作者: Kei
第1章 求む!都合の良い異世界を
2/9

第1話 まな板女神と転生の間

始めてコメディーを描いて見ました。

始めて書く小説なので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 俺の名前は、斎藤 明日香。


 ちっぽけな勇気と根性。人よりちょっとエロいことが好きな普通の中学生(笑)だ。


 そして、引きこもりである。

 原因は、俺の名前が関係している。


 まず、小学校入学式の時、担任の先生が公開出席を取ることを覚えているだろうか。


 男子の名前が呼ばれ始め、さ行の名前に差し掛かった。

 俺は、大きな返事の準備をしていると、スルーされた。


 そして、女子のさ行の人が元気な返事をしている中

「斎藤 明日香さん!」

 と、呼ばれた。


 そこからは、恥ずかしすぎて顔がものすごく赤くなった、そのせいで周りの注目を集めてしまった。


 親を見てみると、口に手を当てて顔を真っ赤にし、涙目になりながら、笑い声を我慢していた。


 そして俺は、6歳にして思った。

『ふざけんな‼︎‼︎‼︎』

 それから、親を信じないことにした。


 俺の悪夢(笑)はそこから始まった。


 3年生になり良くも悪くも、さまざまな言葉を覚えているころ。

 いじめ…まではいかないが、クラス…いや、全校生徒から『性別不明人間』

 と言われた。


 今考えれば変なあだ名だなぁーと流せるぐらいなのに、そのときの俺は、それがだいぶ苦痛だったのだろう。


 俺は、2学期の始めから不登校となってしまった。

 始めは、夏休み終了後の一日だけ仮病を使って翌日登校する予定だった。

 小学3年生になると、みんな学校へ行きたくないと思うようになるだろう。


 そして、耐えきれなく慣れば休む。俺は、まさにそれの状態だった。


 結局俺は、仮病を使った後もう一日休んでしまった。


 しかーーーし!

 そこで俺は、気付いてしまった。

『学校休んでも、親…怒らねぇんじゃね?』


 これに気付いてからの俺は、何日も学校を休んだ。

 いけないことをしていると分かってはいるが、不思議と親は怒らなかった。


 他の人が4年生となり、俺の存在なんて忘れているだろうというときに、パソコンを買ってもらった。


 俺は、ネトゲや雑学、人間としては当たり前の知識をたくさん調べた。

 いつのまにか、一日の大半をパソコンと共に過ごすようになった。


 さてと、そろそろ飽きてきたかな?

 まだまだ黒歴史がたくさんあるが、物語を進めようか。


 そろそろ、俺が耐えられない。


 俺が中学生(もちろん入学式など行くわけない)になったころ、アニメとラノベに手を出してしまった。


 そこからは、自殺してみようかな?と思い始めた。

 客観的に見れば「お前馬鹿か?」と言われそう……確実に言われると思うが、俺がそう思った原因は

『異世界楽しそうじゃね?』

 だった。


 転生、転移系のラノベを読んだことがある人は、必ず思うことだ。


 そして、俺は今、

 悪魔的な何かがいる道と


 天使みたいな羽が生えた、お世辞にも可愛いとは言えないブスがいる道と


 天使と悪魔とは違い、ビジュアルが圧倒的に綺麗な美人の女の人がいる道の

3種類があった。


 もうみんなは、分かっただろう。

 俺…今から異世界、行ってきます!


 俺は、bigな美人の女の人がいる道へと向かった。

  ・ ・

 近づいていくと何が、とは言わないがだんだんと小さくなっていった。

 有能な謎の光のせいらしい。


 俺が、女の人に求めるのは顔が良ければ良いのだ。


 bigもsmallもドンとこいやーー‼︎‼︎


 いろいろ考えていると俺の顔は、まな板と間違えてもおかしくない胸に頭が当たってしまっていたらしい。

 その女の人は、困った顔をしていた。


「ちょっと!ここどこ?早く教えてよー!早く異世界に召喚しろよこのノロマッ‼︎」

「はぁ、あなたの頭が胸に当たっていたから困って説明できなかったんでしょ?」

「おっと!それは失礼」


「それでは、説明しますね!まず、ここは死後の世界。転生の間です。地獄か天国か召喚か転生を選ぶ場所です」

 俺は、予想通りの展開にワクワクしていた。一応死んだのに。

「死因は、やっぱり…ショック死ですかねー」


「そんなわけないですよ。あなたは…………。」

「何でそんなに溜めるんですか?」

「そ…その…死因は……えーっと」

「あっ!大丈夫ですよ!言わなくても分かります!忘れたんですね!」

 俺は、最後まで大声で言った。


「違いまーす!違いますからね!ほ…本当に違うって…」

 女神様は、相当に焦っていた。

「どうしたんです?」

 俺は、女神さまに尋ねると、涙目になりながら、手を思いっきり握りしめたが、すぐに緩めていた。


 この人は、本当に何がしたいのか分からなかった。

 すると、また独り言を話し始めた。


「えっ…ちょ……誤解ですって!転職?い…嫌ああああ。なら死因を言えって?で…でも…………分かりました。」


 何があったかはよく分からなかったが、この女神様はいちいち反応が面白い。


「あなたの死因は、運動のしすぎと栄養失調、それと全然眠らなかったことです。」

「もったいぶる必要ってあったんですか?」

 女神様は、しばらく考えて、結論を出した。

「な…無い……ですね」

「でしょうね!」

「そんなことは、どうでもいいんです!まず、この異世界には………」

 唐突に説明が始まった。


 全てを覚えることはできないので、要約すると『冒険者になりたいやつは、ギルドに行って、登録しろ!』だそうです。


 他にもいるんなことを言っていたけど、全く聞いていなかった。

 まあ、何とかなるだろ。


「さあ、行きなさい!この扉の向こうには、異世界が待っています。死んでしまわないようここから祈っています。」


「ああ。じゃあな!」

「はい!それでは、頑張ってください。」


「あっ!待ってください!」

「ん?何だ?」

「特殊能力っていりますか?」

 俺は、すっかり忘れていた。異世界では一番大切なチート能力を。

「能力は、この中から選んでください!」

「んーっと。どれどれ〜」

 そこには、たくさんの能力が書いてあった。

「女神様!ちょっとすいません。チート能力って無いんですか?」

「能力は、たくさん書いてありますよ?」


 そこには大量の能力が書いてあった。

 だが、どんな能力にもデメリットがあった。

「俺は、チート能力が欲しいんですよ。デメリットが無い能力ってないんですか?」

「一番後ろに書いてありますよ?」


 俺は、早速後ろを見たが『料理が上手くなる』や『逃げ足のみが速くなる』などのふざけた能力しかなかった。


「じゃあ、この能力にします。」

 俺は、やっと能力を決めた。ちなみに能力を決めるのに、3時間程かかった。

 こういうのって見てるだけで面白いよね。


「では、今度こそさようなら」


 女神様がそういうと大きな扉が現れた。

 扉が大きく開くと光りが俺を包んだ。


「さよならー!女神様ー!」

 女神様は、最後まで手を振っていた。


「ふぅ。やっと終わった。いままでで一番疲れた気がする」


 こんな感じで俺は、異世界転生をした。







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