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東方魔日常  作者: 如月
2/6

1箇所目

「うわあああっ!?」

わけも分からなく飛ばされた。落ちた所は…どこだ、ここ?神社?えーと…「博麗…神社」?聞いた事も無いな…。…あ、そういやみんなはどこ行っただろう。1人はここにいるのだが後4人は…とりあえずまだ寝てるし起こすか。起きて。

「うーん…ここは…?」

「俺にもよく分からない。とりあえず起きて、ソフィ。」

彼女は仲間のソフィだ。雷魔法を得意とする。おっとりした性格だが実力はかなりのものだ。

「誰か来るよ。」

ほんとだ。ここの管理者かな?おーい。

「あんた達どっから来たのかしら?」

見るからに敵意剥き出しである。落ち着いて。誰ですか。

「この神社の巫女の博麗霊夢よ。あんた達は?」

全員魔法使いだ。

「全員…向こうは魔法使いの世界なの?」

そうだよ。

「へぇ…で、なんでここに飛ばされたのかしら?」

「私達もよく分からないんだよ。突然光に包まれたと思ったらこの世界に飛ばされたの。」

「うーん…その話を信用しろと?嘘だったらどうなるか分かるわよね?」

殺す気満々である。やめて。嘘なんていってないから。

「あんた達の世界ではこんな事が良くあるの?」

無いです。初めてです。だよね?

「そうだよ。いきなりでびっくりしちゃった。」

「どうしようかしら…まだここ以外にも2箇所に落ちたし…」

…あ、そうだった。帰る手段が見つかるまでここで過ごさせて貰うとして、誰がどこにいるのか確認しないと…特にあれは場合によってはやばい…!

「そうだ、アリエッタちゃん…」

超天才大魔道士・アリエッタ。無邪気さ故に規模の調節が出来ない。行わない。そのせいで付いた二つ名が…"怪獣"。

ここで能天気で馬鹿みたいに威力出せる人っている?

「うーん………1人だけ。」

そいつの名は?

「地底に住む、霊烏路空…だったかしら。そう言えば1個地底に落ちたわね。」

「…え?」

…え?それがアリエッタだったら…

「…俺が確認してくる。ソフィはこの人と一緒にもう1箇所の方を確認してくれ!」

「分かった。それじゃあまた後でね。」


不安を抱えながら、俺は箒に乗り飛んで行った。

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