20話 コウガ様と騎士団について。わたしの状況は置いておいてください。
投稿が遅れてます…すみません(-_-;)
今回、短めです。
コウガ様が騎士団に所属していたのは、10歳の時からだったのだと言う。
王子がどうして、と騎士団内は動揺に包まれたらしい。まあ、それはそうだろう。国に仕える騎士を育成、管理する施設に、守る対象でもある王族が入ってくるなんて想定外すぎることだったと思う。最終的には、王子が興味本位でやりたいと言いだしたことだろう、すぐに飽きていなくなる、という話で落ち着いた。
けれど。
コウガ様は騎士団で意外な能力を発揮した。騎士の資格を持つ大人相手でも良い勝負が出来るほど、戦いのセンスがずば抜けていたのだ。
また、自分に厳しい姿は当時も変わらず、あっという間に騎士団で「世間知らずの気まぐれ王子」から「騎士団に修行しに来た王子」へとコウガ様の呼ばれ方が変化し、好感度もぐっと上がったらしい。無理をしてでも自分を高めようとする姿に心配する者も多く、ウィナードさんを初め何かと気にかけて声をかける人も多かった。まあ、絡まれそうになる度に避けていたコウガ様にとっては良い迷惑だったようだけれど。
それでも、騎士団の人達とはそれなりにうまく付き合って来たらしい。
それが崩れたのは、コウガ様が14歳の時だった。
すでに騎士団の戦力として動いていたコウガ様は、街の傍に住みついた魔物退治の依頼に同行したらしい。そこで、思わぬ出来事が起きた。
依頼では1匹のはずが、その魔物が引きよせたのか、数十匹の魔物が生息していたのだ。予想を上回る魔物の数に、騎士団は苦戦を強いられることになった。怪我人どころか死人も出るほどの戦い。今にも全滅しそうなほどの激しい戦いの中で、コウガ様は自分の枷を外した。
魔族の姿になったコウガ様は、普段とは比べ物にならない力で魔物を退けた。
騎士団はなんとか生還し、今度は軍を編成して魔物の駆逐に当たったのだそうだ。無事に魔物は退治されたが、コウガ様が変貌したという出来事はあっという間に広まってしまい、コウガ様は騎士団と関わりを持たなくなってしまった。
――と、ジェイクさんが教えてくれたのはこんな内容だった。
え? なんで要約しているのかって?
そりゃあ……。
「あまり動くな。寝辛い」
「う、ふぁい……」
抱き枕状態で聞かされてますからね!!
正直どんな状況か覚えてないです思い出したくないです。
「お前も寝ろ」
「むむむ無理です!!」
耳元で色気全開の声を出すの止めてください!
心臓が壊れます!!
数字に間違いがあったので訂正しました。すみません。




