飴色の耳飾り
我がバルサレッディ王国は、宿敵ウルブリヒト国と停戦協定を結ぶことになった。正直言って、勇者が抑止力になっただけで、この国単体では確実に負けていた戦争である。まあ、そんな話は置いておこうか。そんなわけで、ウルブリヒト国が提案してきたのはただ一つ。「第5王女を人質として嫁にもらいたい」との事であった。彼女を貰って、利益を生むということもはほぼ無いに等しい。両親から育児放棄されていた彼女には良い所など一つもない。あるのは、彼女が何かに追い立てられるように集められた古書で会った。
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