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扉を開けて

トンネルを抜けると、一面の銀世界が広がっていた。


使い古された定型文を使用するならば、こんな感じだろう。


確かに銀世界という表現はこの場に相応しい。


積もった雪と、降り注ぐ日光の絶妙なコンビネーションによって織り成される幻想的な世界。


車を運転している身でなければ、ゆっくりと堪能したいものである。


静岡県を出発してはや三時間。


私は長野県にあるとあるペンションを目指して現在車を運転中である。


『それでは、次のニュースをお伝えします……』


カーラジオから流れている、淡々としたニュースキャスターの声が車内に響いている。


最近のニュースは重いなぁ……


一介の大学生の、率直な感想。


暗くて重くて湿りっぽい


脳のない大学生の、少し考えた感想。


最後の湿りっぽいっていうのはよく解らないけれども、それにしても間違ったことはいってはいないと思う。


言葉なんて実際にはどうとでもなる。


ものは言いようだって言葉があるくらいなんだから。


ていうのが大学生の言い訳。


私はガキ以下か。


悲しくなってきた。


『昨夜起きた火事は、例の放火魔と同じ手口とみられ……』


『現場にはそれまで同様金属製のプレートが落ちており……』


『また、警察では複数犯として捜査を進めているほか……』


『現場と中継が繋がっております。現場の小山さん?』


「………………」


熱心に聞き入ってしまった。


間違えた。


こんな雪道で熱心にラジオに聞き入ったらでもしたら、間違いなく事故になる。


事故ったら確実に警察に連絡がいってしまう。


警察に連絡がいってしまったら、無免許だってばれてしまう。


後半のやつは嘘として、生憎私は可愛い命をこんなところで投げ出すような愚か者ではない。


訂正しよう。


私は熱心に聞き入っていたわけではない。


私は雪道の運転に集中していたのだ。


模範回答百点満点。


追試でだけど。


考えれば考えるほど馬鹿らしくなってきた。


私は本当に大学生か?


虚しい疑問が頭をよぎる。


それにしても、旅行先が放火魔様のテリトリーとはねぇ。


話題の中心地に飛び込むつもりはさらさらなかったけれど、もう少し下準備しとくべきだったかな。


ていうか、させとくべきだったかな。


この助手席で寝ているお荷物さんに。


私はカーラジオの音量を三段階上げた。


意図的に。


目的は二つ。


一つはカーラジオの内容が気になった為、聞き取りやすくするため。


そしてもう一つは隣でグースカ眠ってらっしゃるお荷物さんを起こすため。


どちらかというと後者重視。


助手席で寝られるのって結構つらいんだよね。


精神的に。


だがしかし、助手席のお荷物さんは頑固たる精神で私からの嫌がらせ攻撃に耐えている。


つまりは単に眠り続けているのだ。


そういえばクラスでは眠り姫って呼ばれてた気がする……


勝ち目のない戦をするほど私は愚かではない。


私は降参して本当にラジオに聞き入ることにした。


勝手に宣戦布告をしておいて、勝手に白旗を降る惨めな大学生の姿がそこにはあった。


もう考えるだけで嫌である。


『犯人は民家一棟をほぼ全焼。当時中に人はおらず、家族は全員無事ということで……』


『以上、現場からの報告でした。続きまして全国の天気です』


『はい。今日はこの後、全国的に冬型の低気圧に覆われ……』


どうやらニュースはここまでのようだった。


それにしても、連続放火なんて何が目的なんだろう。


恨みでもない、金銭目的でもないとすれば、大方の犯罪目的が当て嵌まらなくなってしまうではないか。


一番可能性として残るのはやはり恨みだと思うけど、連続ときたところで、もはやそれはもう無差別だ。


無差別なところに恨みがのっかるわけがない。


まぁ、被害者達に知られざる共通点があるんなら別だけど。


それともうひとつ、この愉快な愉快犯にはどうもある信条があるらしい。


それは人を殺さないこと。


狙ってやっているとしか思えない、必ず放火は留守中に行われるのだ。


生き殺しにでもするつもりなのだろうか。


全く、異常者の考えることは本当に想像を絶する。


それにしても、だ。


この眠り姫はいつまで惰眠を貪るつもりだ。


寝始めてとうに二時間は経過しているぞ。


ナビゲートしないかナビゲートを。


その為の助手席ではないか。


決して椅子を倒して快眠を得る為ではない。


私は片手で眠り姫の体を揺らして起こそうと試みる。


雪道でこんなアクロバティックチックなことはしたくはないが、携帯電話片手に運転している人がいるこのご時世、これくらいの事は目をつむって欲しい。


「…………ムゥ」


おっ、効果は抜群か?


けどむぅって何だ、むぅって。


どんな効果音だ。


でも効果がある事は確からしい、取り敢えず肩を大きく揺すってみる。


「…………うむむ」


瞼がうっすら開いてきた。


よし、あと一息。


「…………ふぁ、おはようございます、さや先輩。朝からセクハラですか?」


ようやく起きた。


のはいいんだけど、言いたい事を取り敢えず言っておこう。


「おはよう、ゆかり同輩。そしてこれのどこがセクハラなのか説明して頂けないか?」


「先輩、それじゃ矛盾が生じちゃうじゃないですか〜」


「生じさせてるのはそちらだからね?言わずとも知れてると思うけど」


私と眠り姫、一応同い年。


先輩呼ばわりされる筋合はこれっぽっちもない。


「だって先輩が先輩じゃなかったら先輩じゃなくなっちゃうじゃないですか〜。先輩が先輩であることが先輩の先輩たる確たる存在理由なんですよ〜。別にいいですけどね」


「ごちゃごちゃしてて結論として何が言いたいのかよく解らない。しかもそもそもの発端として私が気にしている問題なんだから、あなたが別によくても何の解決にもなってないって事に出来れば気付いて欲しかった」


何だ、先輩の先輩たる確たる存在理由って。


勝手に存在理由を付加してもらっても全然嬉しくない。


「えぇ〜、いいじゃないですか。私からのささやかなプレゼントですよ」


「実際少しスルーしかけたけど、私の最後のセリフと文脈が繋がらない以上、そのセリフは私の心と会話したことになるけどその辺はオーケーかな?」


人として。


心を読むとは、おっかなびっくりな眠り姫だ。


お願いだからそこは否定して下さい。


「それにしても先輩、綺麗な雪景色ですね〜。私、雪見るの久しぶりなんですよ〜」


窓の外を見て、目をキラキラさせてる眠り姫。


見事にスルーされてしまった。


どうしろっていうのだ?


この私にどうしろっていうのだ?


何が望みか言ってみぃ。


「何にもありませんよぅ。私が先輩に何かして欲しいって言いましたか〜?」


「………………」


私の疑問は確信へと変わった。


いや、まだ判らない。


私の心の声が絶えず外に出ているのかもしれない。


そんなドラマ昔あったし。


「………………」


嫌だ。


どっちかっていうと、そっちの方が幾千倍嫌だ。


怪しい人になってしまう。


いや、こうして意味不明な事で百面相している時点で既に怪しい人かもしれない。


ていうか無茶苦茶怪しい人だった。


勝手に存在理由を付加された上、勝手に存在意義を見失った哀れな大学生の姿がそこにはあった。


もう考えることは放棄した。


「それにしても、先輩は最近セクハラ過剰ですよ〜。度が過ぎるんじゃないですか〜?いつか捕まっちゃいますよ〜」


「動詞だか形容詞だかよく解らない造語を造るだけでは飽きたらず、あなたは私を破滅へと追い込む気なのですか?さも私が常日頃からセクハラをしている変態であるかのように語るのは止めなさい」


私はしてませんよ、私の名誉の為に言っときますが。


この嘘つき眠り姫は一体何を語り出すのか、全く。


それこそ名誉棄損で捕まるのではないだろうか。


「事実は事実ですよ、先輩」


「事実は事実だが、それは事実ではない」


「それだと事実が事実じゃなくなっちゃいますよ〜」


「設問1、傍線部“それ”の内容を答えよ」


「勿論事実」


「模範回答、私が常日頃からセクハラをしていること」


「やっぱり先輩セクハラしてるんですか〜。嫌らしいんだ〜」


「何故!?」


「事実=それ=先輩がセクハラしていることなら先輩がセクハラしていること=事実じゃないですか〜」


「それは間違いだ!!その答が外れであると自覚せよ」


とんでもない理論をぶちかまされてしまった。


しかもセクハラ扱いされてしまった。


いや、変態扱いか……。


心に五百のダメージ。


やはり起こしたのは間違いだったか。


こうなったら最終手段を使うしかない。


「ゆかりちゃん、生と死について議論しようか。そもそも死というのは不可逆的に生命活動が停止した状態をいうんだけど、本当にそれだけかな?私はそれ以外にも生きてない存在は沢山いると思うんだがそこのところどうだろう?」


私は催眠術を使った。


さぁ眠れ、眠るがよい。


「先輩が言ってるのは社会に貢献していない人たちの事ですか〜?でもそれは本当にそうなんでしょうかね〜?長い目で見れば、社会に貢献していない人なんて一人もいないんですよ〜。そもそも社会に貢献するって実際何なんですか〜?税金払うことですか〜?そんなことじゃないですよね〜。そんなことで人に死んだ方がいいっていうほど先輩は堕ちた人間ではないですよね〜?」


真面目に切り返されてしまった。


しかも痛いところを突かれた。


「ていうかそんなことを真面目に考えないで今まで生きてきたことにびっくりですよ。あんまり失望させないで下さいよ〜」


眠り姫は追い撃ちを使った。


私の心はじわじわとダメージを受けていく。


「生きる死ぬなんて中学生の問題ですよ〜。しかも回答が中学生以下でしたし、もう一回義務教育受けた方がいいんじゃないですか、先輩?」


ぐあっ


眠り姫はとどめを刺した。


私は心に五千のダメージ!!


目の前が真っ白になっていく。


さっきから真っ白だけど。


だいたいどうして雪道を運転している最中に義務教育を勧められねばならないのか。


それが私の存在意義だというなら私は今すぐにでも飛び降りよう。


車ごと崖下に。


いや、崖の上なんか走ってないけどね。


そんな心境であるわけよ。


「それにしてもまだ着かないんですか〜、先輩?いい加減待ちくたびれちゃいましたよ〜」


なんて勝手な奴だろうか。


こっちの気も知らないで。


「うるさい、ナビゲートしないかナビゲートを!!そのための助手席ではないか!!」


「えぇ〜、違いますよ先輩。助手席は椅子を倒して快眠を得るためにあるんですよ〜」


「悲しいけどそれもう却下されてるからね、あなたの知らないところで」


ていうか私が却下した。


思考回路が同じだった。


いや、真逆だったのかな?


どっちみち、思考レベルが同じであるのは確かだった。


ちょっと悲しい。


ボットムNo.1,2 位コンビ。


もはや鬱だ。


「だいたい予約とったのあなたなんだから本当にナビゲートしてよ。私は番地で場所を特定できる程スーパーな能力持ってないんだから」


「えぇ〜、そうだったんですか!!がっかりです!!」


何故かがっかりされてしまった。


私にはその因果関係が見えてこない。


それが幸せだと一応思っておこう。

「もはやがっかりを通り越してがっかりですよ〜」


「それ通り越してないからね。多分何か言おうとしたんだけど語彙力が足りなかったんだね」


ボケを冷静に解析する変なツッコミがいた。


もう私は私をやめたい。


「それにしても、もうそろそろ着いてもいい頃なんだけどな。眠り姫ちゃん、ちょっと地図取ってくれない?」


「お任せあれです」


そういってごそごそと鞄の中をあさる眠り姫。


こういうことは一応ちゃんとやってくれるようだ。


実は頼れる奴かもしれない。


「ないです!!」


「………………」


全然頼れなかった。


しかも断言しやがった。


もうちょっと探すなりなんなりしようという気は起こらないのだろうか。


「ないって、旅行に来ておいて旅行雑誌を忘れるか、普通?」


「……?旅行雑誌に載ってたんじゃありませんよ、先輩」


「じゃあどっから仕入れたの、その情報は?」


「ネットですよ、ネット。嫌だな〜、そんな眼で見ないで下さいよ〜。しっかり予約は取りましたから安心してください」


私はネットを信じるような愚者ではない。


正直、今かなり疑っている。


「ていうかカーナビ付いてるんならそれ頼りにすればいいじゃないですか〜」


この雪道でカーナビを使えというのか、この眠り姫は。


カーナビってあっち見こっち見で結構忙しいんだぞ。


だがしかし、こんな私の切望はどこ吹く風ぞ、眠り姫はたどたどしい口調でそのペンションの電話番号を言っていった。


私は渋々車を停めて、その電話番号をカーナビに入力する。


『検索中……』


『検索中……』


『その電話番号は、只今使われておりません。もう一度確認してから入力してください』


「………………」


「………………」


「……おい、眠り姫」


「何ですか、先輩」


「何だ、これは?」


怒りで声が震えてる。


血管が浮き出ているかもしれない。


いや、もう破裂している。


「えっ、何がですか?」


しかものしかも、とぼけきるつもりらしい。


「これは何かと聞いている」


怒りのあまりスタッカート。


「えっ、かっ、かーなび……」


怯えのあまり発音が変。


はぁ、本当に頭がいたい。


こいつを頼った自分が馬鹿だった。


「えぇ〜、でもそんなはずないですよ〜。有り得ませんよ〜」


慌てふためく眠り姫。


「は〜、もう嫌だ〜」


もうどうでもよくなった自称大学生。


この先いったいどうなることやら。


先が思いやられる。


「だって、だって、ちゃんと繋がったんですよ?ちゃんと予約したんですよ?『白藤館』ってところに」


ん?『白藤館』って言ったか?


「それってもしかして白雪姫の『白』に長藤の『藤』に恐怖の館の『館』って書いて『しらふじかん』って読んだりする?」


「なんで解ったんですか!!やっぱ先輩はすごいです!!神殺し殺しです!!」


なんか物凄いものに仕立て上げられてしまった。


何だ神殺し殺しって。


姫の御趣味は造語造りとみた。


ていうか、だ。


「もしかしての話だけどさ、目の前の看板に書かれてる文字ってその三文字じゃない?」


そう、私の眼が節穴じゃなかったら、目の前の看板にはどう考えてもその三文字が書かれているはずなのだが。


「あっ、そうですよ先輩!!さすがは先輩、むぐっ……」


私は眠り姫の口を塞いだ。


また何か変なものに仕立て上げられる前に。


ていうか気付こうよ、目の前にあったらさぁ。


「むぐっ、むぐぐぐっ……」


私の手をバシバシ叩いてくる眠り姫。


どうやら息ができないらしい。


承知の上だが。


でもそろそろ可哀相だったので、とりあえず解放してあげた。


「ぶはっ……、何するんですか先輩。セクハラ趣味も程ほどにしないと本当に捕まりますよ」


やっぱりそこに戻るんだ。


いい加減やめて欲しいんだけどな〜、セクハラ疑惑。


だいたい何故女の私が眠り姫にセクハラを執行せねばならないのか。


甚だ疑問である。


「先輩のセクハラに耐えるこっちの身にもなって下さいよ〜」


「よし、じゃあ取り敢えず乗り込んでみるとしますか」


取り敢えずスルーしてみた。


付き合うと長くなりそうだし。


パーキングエリアと書かれた場所に一応駐車し、先ずは荷物を持たずにペンションの方へ向かう。


さっきまで晴れていたのに、だんだん分厚い雲に覆われて辺りが薄暗くなって行く。


そういえばさっき天気予報でそれらしき事を言ってたっけ。


それにしてもいい所だな〜。


こんな絶景は晴れたときに見たかった。


下方に広がりますは、雪に覆われた銀色の町並み。


上方に広がりますは、同じく雪に覆われた銀色の山々。


正しく絶景。


そのうえ白樺の林に囲われたとても素敵なペンション。


言うことなし。


気分上々、私たちは雪掻きされたペンションへの道を浮かれ足で歩いていく。


真っ白な玄関の前に来て、私たちは立ち止まる。


「勝手に入っていいのかな?」


「インターフォンとかないんですか〜?」


見渡す限りない。


雰囲気作りのためだろうか。


「ノックぐらいはした方がいいと思いますよ〜、常識として」


なんだか軽くけなされてる気がするが、気にしていたら埒があかない。


言ってることは間違ってないので、取り敢えずノックをしてみようとした。


そうしたら、自然と玄関が開いた。


ミラクルである。


そしてそのミラクルを遂行したのは、どうやらその先のお二人のようである。


「『白藤館』へようこそ。白幡様と稲垣様ですね。御予約承っております。どうぞこちらへ」


声をぴったり合わせて、丁寧に私たちを招き入れてくれる若い男女二人組がそこにはいた。


ぴしっとしたダークスーツに身を包み、寸分も狂わず同じ動作をする二人組に私は幾分か感銘を受けた。


男の方は清潔そうな顔に短めの髪の毛、女の方は可愛らしい顔にかなり長い髪の毛。


これがまたダークスーツによく似合う。


そして二人とも美男美女。


二重丸の百点満点。


そのうえ間に鏡を置いたような素晴らしいコンビネーションプレイ。


文句なしの合格点。


私のテンション最高潮。


「あの、どうかされましたか?」


素敵な二人組(男)が少し不思議そうな顔で尋ねてきた。


「あ、いえ。私たち車の中に荷物置きっぱなしなので、まずそれらを取ってきますね」


「では先にルームキーを渡しておきます。予約されていた202号室の鍵です。夕食は7時から、あちらの食堂にお集まり下さい。お風呂はいつでも入れるようにしてありますので、よかったらどうぞ」


そういって、素敵な二人組(女)が私にルームキーを手渡してくれた。


「では、それまでごゆっくり」


最後は二人揃って礼。


素敵過ぎる。


私の中で、素敵な二人組は素敵な素敵な二人組となった。


ちらちらと降り始めた雪が、私の頬に当たって溶けた。


この時はまだ考えもしていなかった。


こんな素敵な場所で、あんな事が起ころうとは。


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