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右手にサイコガンを持つ男  作者: 西南の風
84/281

84 いざ エルフ村へ

当面朝9時に自動投稿されます。宜しくです。


決定の賽はユウゾーに投げられた。

皆が注目している中、ようやくユウゾーは口を開いた。


「正直我がチームが一番不足している点に関してライラさんを迎えればかなりの支援が期待できる。私個人としては是非にも欲しい人材だ。人柄も申し分ないと思う。なれど今は即決は出来ない」


独り身の時であれば話しは違うが、今は5人の妻達がいる。

最終的に妻達全員の承諾が必要になる。

今晩にも妻達と話合い、意見の統合をしたい。


「その為にライラさんに申し訳ないが少し時間が欲しい」


ライラさんは頷いてくれた。ギルマスはため息をつく。


「そんなに難しく考えなくとも…」


ギルマスはそう言うが、これにはユウゾーは譲れない、性分かな…。

明日の午前中には再訪問すると明言してユウゾー達はギルドから退出した。




「なる程 妻が一人増えると…」

マーラとニーナが笑っている。


「ライラはいい娘だぞ。私は賛成だ」

ミューとミーアは早々と同意してくれた。


「ユウゾーチームとして不足の穴を埋めてくれるのは間違いないと思う。ユウゾーに一任する」

アーシャはユウゾーの決定に従うと言う。


「一つ質問いいか?」

マーラがお菓子をつまみながらユウゾーに問いかけた。


「内からの支援は理解したが、ライラがその支援を最大限発揮出来るのは拠点を持った時だが、現状では先の話になると思う、その間ライラをどう魔物から守り抜くつもりだ?」


常に誰かがライラをサポートしながらの戦いは、守る方も守られる方もそれなりのプレッシャーがあるものだ。

ちょっとした事で仲間関係がヒビ割れの原因になるかも知れない。


元4級冒険者と言っても現役から数年離れている事実は意外と重要な課題となる。


「その点は懸念している、ライラさんの思念力次第でどう対応するか変わってくる」


思念力がそれなりに高値であれば良いが、低値の場合にはサイコガンのメリットはあまりない。

只極端な低値でなければ何とかなるかな とユウゾーは考えていた。


初期のサイコガンとは違い、ユウゾーのレベル10達成により一段階強靭になったサイコガンなら、余程低値でなければそこそこの威力を出せると思っている。

すべてはライラさんの結果次第ではあるが…。


「ふむ 確かに出力の幅も広がりおまけに連射モードも追加されておる…」


ニーナも いけるかなと感じている様だ。


「今の段階で心配しても仕方ないか…ダメなら皆で考えようか」


マーラも軽く頭を振りながら苦笑いをした。

結果的にはライラさんの参入に関しては皆の合意を得られる事になり、正式に明日ライラさんを妻として仲間に加わる事に異論なしとギルマス及び本人に伝える事になった。


大事な話も一段落ついてユウゾーは皆に受け取って欲しい物があると、皆の前に1枚づつの白金貨を置いた。

皆の目が白金貨に釘付けになる。

魔道具屋での売上金の分配金だと説明する。

基本チートにより稼いだ金額だ、皆にもそれなりの分け前を分配したいとユウゾーは考えていた。


3人は躊躇いながらも受け取り2人はこれ幸い?と喜んで受け取る。

どちらにせよユウゾーとしては皆が素直に受け取ってくれた事が嬉しかった。

さて夜も更けてきた、明日に備えて寝るとするか。


・・・おい 馬鹿エルフ、皆の目があるんだおかしな行為は禁止だぞ。

何 白金貨のお礼に?結構です・・・後日で。





朝のギルドの騒がしさが一息ついた頃、ユウゾー達は再度ギルマスとライラさんに面談する。


「なんだ、もう旅姿か?ゆっくりすれば良いのに・・・で 話しは纏まったのか?」


「其の件だが、皆と話し合った結果。ライラさんからの申し入れを有り難く受け入れさせてもらう」

ライラさんの顔がパッと輝いた。


「・・・そうか まぁ当然と言えば当然だ。必ずお前達にとって必要な人材になる」


ギルマスもその回答に満足し、うんうんと頷いて見せた。


只正式にはこの冬エルフの村で越して来年の春に迎えに来るので、それまで待って欲しいと御願いする。

はい とライラさんは嬉しそうに頷く。


「それは此方にとっても助かる。今ライラを手放すとギルドも一騒ぎになるからな」

ライラさんの後継者を至急育てねば とギルマスは呟いた。


最後にライラさんの思念力を調べさせて貰う。

今後の対応に必要だからな。

こわごわ銃を持つライラさんを鑑定したみた。


 ふむ レベル10/37にて 思念力は85だな。

 旧式の銃なら少し問題だが、新型銃なら何とかなるな。


 大体30%の出力で弓矢と同等の威力になると思う。

 その約4倍の威力を最大出せるならそこそこの魔物に通用するだろう。

 連射モードも追加されているし、戦い方を一考すれば良いな。


「何だ? 何を見ている?」

ギルマスが興味津々だな。その気持は良くわかるぞ。


 ライラさんの能力の一部を確認させてもらっている。

今後の参考にする とぼかして伝える。話せない事は有るからな。


色々聞きたいことがあるようだが、ギルマスも敢えてそれ以上は追求してこない。

 

ライラさんの見送りを受けてユウゾー達は開拓村からエルフの村へ旅立。




 

「もうすぐ昼か、ところで判定はどうだったんだ?」

マーラが辺りに注意を向けながらユウゾーに話しかける。

皆もライラを心配しているようだ。


「思念力は85だ。マーラの約1/3という所だな」


「それは実際には通用するのか?」

ミューも気になっているようだな。


「そうだな、、オーク級であれば急所に当たれば一撃かな?連射モードも有るしな」

オークを一撃なら中堅冒険者として合格点だろう。


「そうか 良かった…」

ミューを初め皆の安堵の雰囲気が伝わる。


それ以上の魔物なら皆でカバーすれば良い事になる。

一つの指評がわかれば対応策が出てくる。


昼は屋台の買い占めで済まし、先を急ぐ。野営地はよい場所に設置したいからな。



前回泊った野営地に夕方には到着した。

大型テントと数人用の小型テントを少し離して設置する。


え?!何故今更小型テントが必要かと…妻達の強い要望だ、、察してくれ…。


取り急ぎ簡単なメニューを考え料理に着手する。

その間妻達はお風呂タイムになる。ミューには時間の関係上料理の手伝いをお願いする。


一日が終わりようやくのどかな時間を各自が過ごしている。

今晩の夜番はミーアが一番手か・・・大変だが宜しく頼む。


では申し訳ないがそろそろ休むとしよう。

ユウゾーの後からニーナがニコニコしながら一緒に小型テントに入っていく。



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