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俺が美少女女子大生に恋をしたら幼馴染からの拷問が始まった件について  作者: 男の娘はブラジャーをしているのだろうか?
第一章 覚醒と封印
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4 『家庭教師=?』

 最悪だ。


 もちろん、母親が俺の将来を考えているのは分かるけれど勝手に家庭教師を連れてきて、しかもそれを当日に言う。そうしたことには少々怒りが湧いてくる。

 もしかしたら、将来は感謝しかないのかもしれないけれど今はそんなことは思えない。


 家庭教師による学習は後一時間ほどで始まるらしい。

 ああ、隙がない母さんのことだからだろうからいい先生を連れてくるんだろうなぁ。

 ベテランの家庭教師によるマンツーマンレッスンとかかな?親父臭が臭いながらも丁寧に教えてくれる先生を想像する。


 家庭教師ってどんな感じなのだろう?俺の家庭教師のイメージは、某アルプスの少女とおじいちゃんが話している某家庭教師のCMのイメージしかない。眼鏡の人が「大丈夫ト○〇なら・・・」的なことを言っているイメージしかない。怖いのだろうか?案外、優しいのだろうか?モヤモヤしてくる。


ピーンポーン


 間延びした無機質な音が否応なしにこれから勉強をしなければならないことを知らせてくる。嫌だムカつくとは言っても母さんが無理を言ってきてもらったりした優秀な先生とかだろう。せっかくの勉強する機会だし余りにも成績が悪いと母さんが変な噂をされてしまう。

 見知らぬ誰かに自分のせいで母さんが悪口を言われるのは嫌な気がする。

 俺ってもしかしてマザコンなのかな?まあ何でもいいや。とりあえず、頑張ろう。


 そう思いながらもどんな先生が来るのかモヤモヤしていて玄関前で落ち着かない俺は、何を思ったかインターホンで応答していた母親がこちらに来る前に玄関を開けてしまった。


「こんにちは。初めまして。向井千里って言います。君が健太郎君かな?よろしくね!」


 そこにいたのは黒い花柄の日傘を持った綺麗な女の人だった。

 いや、女の人と言うには若い感じがする。

 淡く化粧をしているが、透明感のある素肌の存在が化粧越しでも伝わってくる。同年代の人が薄く化粧をしていると言っても信じてしまいそうなほどに艶やかな肌だ。

 そして、薄いピンクのフレアスカートから伸びたすらりとした足。そして、その先には黒いサンダルをはいた細い足首も見えている。スカートの長さは膝が見えるか見えないかの長さだ。

 その長さが長すぎず短すぎず清楚な感じを醸し出している。

 上は青色のブラウスを着ていて大人っぽさと爽やかさを感じさせる。顔が“少女”という趣だがファッションは落ち着いており、この人が年上の人であることを分からせるような説得力がある。

それでいて、顔は美少女というのにふさわしいものになっている。


 細く整った眉毛。

 パッチリとした二重の瞼からはマスカラではなしえない自然なそりを持ったまつ毛が伸びている。


 全体としては可愛い。超好み。


 思わず見とれるほどの可愛さだ。

 電車で近くに居たら不審に思われるまではずっと見てしまうかもしれない。

 活発な印象を与える凛とは違ったゆるふわな可愛さがある。


「健太郎、そんな風に見とれていないで挨拶しなさい。」


いつの間にかやってきていた母親が下心満載の内心を言い当ててくる。


「わ、分かっているよ。」


 ゴッホン


 内心を当てられたことに動揺しながらも喉を鳴らして自己紹介をする。


「初めまして、二村健太郎って言います。これからよろしくお願いします。」


 そうやって笑みを出す。


「うん、健太郎君よろしくね!私のことも名前で呼んでいいから。一生懸命頑張ろうね。」


 そう言って、首をかしげながら原〇徳監督のグータッチポーズをしてくる。

 これ、グータッチしろってこと?え、ここは美少女と触れ合えるサファリパークなの?幸せなの?

 グータッチに躊躇しているとそのポーズを解除してしまった。残念。


「千里さんよろしくね。千里さんは、地元の国公立の医学科に通っていて一生懸命医者になろうと勉強しているの。健太郎も勉強だけじゃなくて勉強に対する心構えみたいなものも学びなさい。」


「へ、医者の卵なの?こんなに可愛いのに。」


 驚いた。地元の国公立大学はそれ程レベルが高くないが医学科は違う。可愛いくって頭いいなんてすごいと思う。


「そ、そんなことはないよ。全然モテないし、勉強だって他の子達の方がすごいんだよ。私は真ん中よりも少し上くらい。あ、でも安心して。頑張って教えるから分からないことがあったらどんどん聞いてね。」


 耳まで赤くしながらそんなことを眼も合わせないで早口でいってくる。

 めちゃくちゃ可愛い。年上の照れ最高。

 心のうちで歓喜する。

 母さんありがとう。母さんの知り合いが美人で助かったよ。

 そんなことを最初は思ったのだった。



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