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40秒でオチつけな!!  作者: 八城正幸
第01章 あ行
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第05話 「オチ」

『こうして博士は人口知能を搭載した優秀なロボットに、落語やコント、ショートショートを覚えさせ、創作落語を作らせたのでした。おあとがよろしいようで』


 高座の上で着物姿のロボットが深々とお辞儀をした。


 落語家ロボットを開発した博士は、隣に座った落語家に感想を尋ねた。


「ただの楽屋オチじゃねぇですか、博士。全然つまらねぇな。いくら人口知能が創ったと有難がたっても、面白くなきゃどうしようもねぇですな」


 すると、急にロボットの眼の光が消えてガタッと倒れてしまった。


「こ、これはどうしたことか!?再起動しなくては!」


 慌てて博士がスイッチを入れると、ロボットがゆっくりと首を振りながら起き上って言った。


『………ハッ!夢だったか!?』


「今度は夢オチかい!笑えねぇぞ、クソロボット!」


 落語家がロボットの頭をポコッと殴った。


 と、ロボットは小刻みに震えだし、頭から煙を吹きだした。


「ウワーッ!」


 ロボットは落語家もろとも大爆発した。


 博士は悲しげにつぶやいた。


「何ということだ!あれほど爆発オチだけは止めとけと言ったのに……」

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