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100均の歌

作者: イプシロン
掲載日:2026/05/10


  あの店で変身はたしたギンカマン

  桜冠(おうかん)散らした正義の味方

  マグカップになり居候


  サイバースーツに

  平和を乗せて

  まるい心に

  純白マフラー

  それゆけギンカマン、もとい――

  マグカップ!


  月と明星、廻り廻りて

  マグカップマンは灰汁(あく)倒し

  決めたポーズもお疲れ気味

  名乗りの声も掠れてる


  ああ、ギンカマン、ギンカマン

  甦れ! あの日のように、光あれ!


  「無理です、ぼくはマグカップです。

  変身すらもおっくうです」

  冷めた声に湯気はなし

  三分後には

  割れないように洗われていた



    "Song of the 100-Yen Shop"


  There, in that shop, Ginkaman transformed,

  a hero of justice, his cherry crown torn,

  now a mug, left lingering.


  In a cyber-suit,

  he carries the peace,

  in a rounded heart,

  a pure white scarf,

  go, Ginkaman—no—

  a mug!


  Moon and morning star, turning and turning,

  Mugman knocks down scum,

  his pose now tired,

  even his roll call

  comes out hoarse.


  Ah, Ginkaman, Ginkaman,

  rise again! as on that day—let there be light!


  “I can’t—I'm a mug.

  Even transforming feels too much.”

  No steam in that voice,

  and three minutes later,

  he’s washed, unbroken.

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