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祟り神は守り神  作者: 仙道 神明


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第四話 縁結びの神

 ある日、村の若者が山道を歩いていた。

 彼は隣村へと婿入りする道すがらであった。

 氏神は退屈しのぎに、彼を惑わせてやろうと思った。


「道を間違えさせて、嫁の家に辿りつけなくしてやろう」


 風を操り、草むらをざわめかせ、鳥の声を紛らせた。

 若者は不安になり、道を外れ、深い森へと迷い込んだ。


 だが森の奥で、彼は一人の娘に出会った。

 薪を背負ったその娘は、心細そうにしていたが、互いに助け合って里に戻るうち、ふたりの間には情が芽生えた。

 やがて若者は婿入りをやめ、その娘と夫婦となった。


「おかげで幸せな縁を結べました、神さま!」


 村人たちは手を合わせた。


 氏神は頭を抱えた。


「いやいやいや! 違うだろうが!」


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