表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

異世界恋愛+α(短編)

夫以外の人から、プレゼントをもらってしまった……

作者: いのりん

上等な万年筆をプレゼントされてしまった


どうしましょう、夫以外の人から……



思案しながら、右手でくるくる万年筆を弄んでいると、夫に気づかれてしまう


「あれ、その万年筆どうしたの?」




一瞬、上手い言い訳がないか考えたが


結局罪悪感で、白状する


昔からの知人だが、ろくに素性も知らない相手から一方的にもらったこと


申し訳ないのに、嬉しかったこと


そして……お返しをしたいと考えていること




不思議と、夫はニコニコと話をきいてくれた


彼はいつもそう、私が至らなくても許してくれる


私には勿体無い男性で、涙が滲む




せめて、夜には美味しい手料理をご馳走しよう



そしてその後は……わたしがサンタになろう



不肖な妻は何も用意していなかったと言うのに、今朝高級な万年筆をこっそり枕元に置いてくれていた、私だけのサンタクロース


彼の好きな衣装を着て、特別なプレゼントをあげるのだ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ