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天逆毎篇 六章 たぶん苗字は江戸川
しかし、これ――この液体――は何なのだろう。
「あの、質問いいですか?」
いいよと言われたので、いくつか気になっていることを訊いた。以下、質疑応答
「まずは名前と年齢をお願いします」
「おいどこからスーツと眼鏡出してきたんだよ」
「ん?どうしました?早く質問に答えてください」
「へいへい。えっと、名前が…」
「まったく、全然話をしない。これだから低身長は…」
「イヤここ圧迫面接するの⁉」
・名前→琢音 伶冶
・年齢→26歳。アラサーじゃねえか。
「ほんとに26なんですか?」
「あったりめえだろ。この姿を見てわからんか?」
「えっと…アポトキ○ン4869でも飲みました?」
「俺は『真実はいつも一つ!』なんていわねえよ」
・この液体は何なのか→ホウセンカをいろいろして作った液体。俗にいう爪紅用の液体
にツッコんだ。