〜*2話-14*〜
それからは、本当に仕事では今までと変わりない対応で、先輩・後輩として過ごした。
ーただ、定期的にご飯に行く回数が増え、その度に可愛い。や、好きだと伝えてくれるようになった。
いつかは諦めてくれるだろうと思っていたが、なんとそんな日々が2年も続いたのだ。
今日はまたいつもの居酒屋で、定期の二人きりの食事をする日。
***
「今日も神崎は可愛いねぇ。好きだよ」
ほろ酔いの神谷さんに、いつものように告白される
いや、もうこれはほぼ口癖なのでは
最初こそ戸惑いはしたが、言われる度に私の心にどんどん蓄積されて、幸せだと思うようになった。
ーこれだけ想われて、、絆されない人間なんてきっといないだろう。
「……神谷さん」
「んー?どうしたぁ?」
ニコニコしながらツマミを食べる姿すら、可愛く思えてきた私もきっと末期だ。
「私も…神谷さんが好きですよ」
「…………は??」
私のその言葉に、食べようとしたつまみを皿に落とす
そして石のように固まってしまった。
「神谷さんの事が私も好きなんです。私と付き合ってくれませんか?…駄目ですか?」
好きだと、言ってくれたがやっぱり待たせすぎたのでは?と心配になり、しり込みしてしまう
なんて考えていると、目の前の人物がポロポロと涙を流し始める
「……あ、これは夢か…そうだよな…告白してこの間2年経ったし…ついこんな妄想を…」
「ちょっ、神谷さん!夢じゃないです。妄想でもないです!現実です!……夢にしないで下さい」
その言葉に、もう完璧に酔いが覚めたのか、立ち上がったと思うと私の隣に移動して来た。
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