表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死にたがりな悪役令嬢  作者: 緑茶
18/92

〜*第2話-9*〜

梨花の後ろには、普段一緒に過ごしている4人の子達が並び、冷ややかな視線を私に送る。


恋愛って人間関係を壊す事しかしないじゃない


ー気持ち悪い

弟も梨花もその仲間も皆皆気持ち悪い


『男に色目しか使わないビッチ』

『ちょっと、スタイルと胸がデカいだけで調子のんな。ヤリマン』


まるで梨花を援護射撃するかのように、私にそう言い放つ。……何を言ってるの。

ただ、告白されたらそんなに言われなきゃいけないの


仲間の言葉にニヤニヤと下卑た笑みを浮かべ、私を見下す梨花。


ークズが


そう思ったのが顔に出たのか、直後に強い痛みが頬を駆け抜ける。


「ったぁ…」

「あんたのそういう所が嫌いなのよ!告白されたって何ともないような感じで!この男好きが!!」


ジンジンと痛む頬を抑え浴びせられる暴言に耐えるしか無かった。


ー知ってたよ。あんた達が私の事嫌いだって


いつかは忘れたけど、用事を済ませ急いで教室に戻っていると、誰もいないと思っていたクラスから声がする。


『ねぇ、聞いた?ビッチまた告白されたらしいよ』

『マジ?今月これで4人目だっけ?』

『ヤバァ、まじでビッチじゃん』」

『てか、あいつ絶対告白された事とか私達に言わないよね。見下してんのかって感じ』


ゲラゲラと下品な声を上げる笑う梨花達

…ぎゅっと手を握りしめる。


そう言われる事が分かってるから、あんた達には何も言わないのよ。


『いやー、神崎とヤレたら最高だろうな』

『分かる!顔も良いし胸もデカいしな!でもさ、何か知らないけど、神崎と目が合うと反応しそうになんだけど』

『あ、それ分かる。俺も反応しそうになる』


ー自分がいない所で、そんな事を言われている事すら知らないくせに。

好きでもない人から告白された所で、気持ち悪いだけじゃない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ