〜*第2話-9*〜
梨花の後ろには、普段一緒に過ごしている4人の子達が並び、冷ややかな視線を私に送る。
恋愛って人間関係を壊す事しかしないじゃない
ー気持ち悪い
弟も梨花もその仲間も皆皆気持ち悪い
『男に色目しか使わないビッチ』
『ちょっと、スタイルと胸がデカいだけで調子のんな。ヤリマン』
まるで梨花を援護射撃するかのように、私にそう言い放つ。……何を言ってるの。
ただ、告白されたらそんなに言われなきゃいけないの
仲間の言葉にニヤニヤと下卑た笑みを浮かべ、私を見下す梨花。
ークズが
そう思ったのが顔に出たのか、直後に強い痛みが頬を駆け抜ける。
「ったぁ…」
「あんたのそういう所が嫌いなのよ!告白されたって何ともないような感じで!この男好きが!!」
ジンジンと痛む頬を抑え浴びせられる暴言に耐えるしか無かった。
ー知ってたよ。あんた達が私の事嫌いだって
いつかは忘れたけど、用事を済ませ急いで教室に戻っていると、誰もいないと思っていたクラスから声がする。
『ねぇ、聞いた?ビッチまた告白されたらしいよ』
『マジ?今月これで4人目だっけ?』
『ヤバァ、まじでビッチじゃん』」
『てか、あいつ絶対告白された事とか私達に言わないよね。見下してんのかって感じ』
ゲラゲラと下品な声を上げる笑う梨花達
…ぎゅっと手を握りしめる。
そう言われる事が分かってるから、あんた達には何も言わないのよ。
『いやー、神崎とヤレたら最高だろうな』
『分かる!顔も良いし胸もデカいしな!でもさ、何か知らないけど、神崎と目が合うと反応しそうになんだけど』
『あ、それ分かる。俺も反応しそうになる』
ー自分がいない所で、そんな事を言われている事すら知らないくせに。
好きでもない人から告白された所で、気持ち悪いだけじゃない。
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