〜*第2話-7*〜
「今日からお前の母さんになる、××と弟の慎吾だ。仲良くするように」
それは丁度母が亡くなってから、5年目の事だった
突然出来た継母と義弟。当時中学2年の私と小学6年生の慎吾は、出会った当初は姉弟として上手くやれていたと思う。
ーー関係が歪に変化していったはいつからだったか
その日は父と継母の記念日と言うことで、2人で出掛けていった。一緒に暮らし初めて丁度1年目の事。
家に残された私達は準備されたご飯を食べ、それぞれ寝支度を済ませ、部屋で寛いでいた。
漫画を読んでいると、慎吾が急に部屋に入ってきたのだ。
「…ちょっと、何急に」
ここ1年で身長は伸び、出会った頃は私より小さかったのに、今では私より少し大きくなっている。
本を閉じベッドに座り直すと、何かを決意したように口を開く。
「俺…姉さんの事が好きだ」
「…………え?」
ひゅっと一瞬呼吸が止まる。ありえないでしょ
姉弟の関係なのに…
「あー、はは。うん…勿論私も慎吾の事好きよー?当たり前じゃない」
お願い。聞かなかった事にしてあげるから、ただの冗談で済ませてあげるから…だから…
逸らしていた視線を慎吾に向けると、酷く傷付いた顔をしていた。
「……分かってるくせに。俺は異性として」
「止めて!!!」
その先を聞きたくなくて耳を塞ぐ。
「何言ってるの!?私達姉弟なんだよ!?1年間仲良くしてきたじゃない!」そう叫びながら目に涙が溜まる
弟としかみれないし、異性としてみられていたという事実に、正直気持ち悪さが勝ってしまった。
、




