表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

第1話

都会から若干離れたところにある、家。


少し古臭く周りの家と浮いている見た目。

今時なかなかない木で出来ている一軒家で

玄関の前に少し庭があり、道路に面しているところにコンクリート出できたちょっとした塀と扉がついている。


その中に2人の女が住んでいた。


この2人はこの家を使って金を稼いでいる。

自らの体を使って、男性を悦ばせること。


女の1人は痩せ型で身長は低めの可愛い系のリコ。

もう1人はグラマラスで長身の綺麗系のユミ。


2人は元々友人でお金がないということで

ユミの親が残してくれたこの家に2人で住むことになった。


古い家だがあるだけマシだ。


今日も日が暮れて、お客が来てもいいように準備をする。


お客が来るのは仕事終わりや飲み終わりの夜から朝方にかけてのんびり待つ。

意外と知れ渡っているのか1日に一人は来るのである程度お金が入る。


夜が耽ってきて深夜になりかける。

2人でダラダラとその日を過ごす。


「今日もしかしたら来ない?」


「かも。まあそんな日もあるよね。」


「うわぁ、新作のコスメ買いたかったのにー。」


何も生まれない会話をする。

毎日そんな過ごし方をしているが、

それでもなんだかんだ楽しい。


「こんばんわー。」


あ、


「あ!来たじゃん!」


「だね、私出るわ。」


起き上がり、玄関に向かう。

ドアのすりガラスから人影が見える。


「はーい。」


ガラガラと玄関の扉を開ける。


開けると男性が2人スーツ姿で立っている。


「すみません、今日入れますか?」


「はい!どうぞどうぞー♡」


20代後半で若干イケメン、目の前に立ってた男性タイプだわ。


「こんばんわー♡」


リコが後ろから来た。

リコも面食いなので今日は機嫌がいい。


リコが部屋に案内し、ユミは男性たちの靴を揃えて後から部屋に向かう。


3人こたつの中で暖まっている。

ユミも入りプランの紙を見せる。


これから夜は長くなるぞー♡


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ