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スローライフな朝

作者: 霧間愁
掲載日:2019/07/01

 朝起きて、今日の予定を考える。

 窓の外は仄かに明るい。ベッド上で身体を起こす。眠たい。

 目を瞑り、ゆっくりと呼吸。

 1、2、3、4。息を吸う。

 1、2、3、4、5、6、7、8。息を出す。


 まず顔を洗って、歯を磨いて、やかんを火にかけて、散歩の準備。

 沸いたら、散歩。


 そういえば天気は…と、枕元で充電してあるスマートフォンで調べる。

 晴れ!それだけで心がはねた。


 よし、傘は持って行かなくていいから、メモ帳と水筒、あと音楽機器。

 道順は…決めなくていいか。迷い迷って歩こうとだけは決める。

 一時間くらいのんびり歩いたら帰り道に朝市に寄って、あぁ荷物にお財布も入れないと。

 いや千円だけにしよう。財布だとつかいすぎる…野菜買えたらいいな。

 帰ったら、お白湯を飲みながらの、読書。読みかけと読みたい本が二冊。

 村上春樹の『村上ラヂオ』と森見登美彦『命短し歩けよ乙女』、ミヒャエル・エンデの『モモ』。

 二時間読書したら、ご飯の用意。


 ベッドから降りて冷蔵庫の中を確認しにいく。

 あ、お肉か魚を買わないとなぁ、一昨日はお肉だったから今日はお魚にしようかな。

 その足で洗面所に行く。

 顔を洗って、鏡を見ると()()()()()()()()の女がいる。

 そう思いこまなければ、外になんか出れない。今日も化粧をすれば何とかなる。…と思う。

 歯ブラシとコップを手に取った。


 ご飯は、その時の気分で考えよう。

 洗い物をして、あぁ、そうだ、洗濯忘れてた。読書の前にしないと。

 そうすれば、ご飯のあと、食器を洗って掃除して、洗濯物が干せる…はず。

 掃き掃除だけでいいかなぁ…。掃除の後の珈琲はどうしようかな。眠れなくなるかなぁ。


 洗面所をでて、台所にある白いケトルに水をいれる。

 その形が気に入っているだが、少々水がいれにくのが残念な代物である。

 コンロの上に置いて、カチカチと音をたてて青い炎をつけた。

 ノビをする。

 ベッドで寝ころびたくなるが、その欲望をぐっとこらえる。

 散歩用の服に着替え、お湯を沸くのを待つ間に散歩に持って行く小さめの鞄を選ぶ。

 沸くと水筒にお湯を半分入れる。冷蔵庫からミネラルウォーターだして、半分入れる。猫舌対策。


 よし準備は万端だ、とドアノブに手をかけた。

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