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21の目

今日は二年に一回のパーティー。

この学園ではこれを社交の場と仮定し学ぶことを前提としています。

ここで婚約者を探すのも社交の場として横の繋がりを持つのも自由です。

引きこもってから数ヶ月。

ピンク女と合わなかったのが良かったのでしょうか?このようなイベントに参加出来るまでは回復しました。っと言っても今回も私のパートナーとしての参加でないと来ないと駄々をこねてました。


私の婚約者なのでパーティーのパートナーとしてくるのは当たり前だと言った途端いつものローブを素早く脱ぎパーティー用の衣装に素早く着替えたのは笑えました。

私のドレスもメリーに数着持って来てもらいその中から選ぶのに一生懸命でした。

メリーの選んで持ってくるドレスがどれも良すぎて選ぶのに時間がかかってました。


そんなこんなで参加したパーティーですが。

どうしてこうなったのでしょう?


今私は断罪されているようです。


事の発端はあのピンク女―いい加減名前で呼びましょう―シェーラが生徒会長の飲み物を毒が入ってると言ってはたき落としたのが始まりでした。

実際に調べてみると微量ですが入っていたらしく、今度はシャーラが犯人を見たと言いその矛先は私に来ました。

勿論やってない私は否定。

だが生徒会長はシェーラを信じるらしく聞く耳を持ちません。


「私はやってません。一体なんの証拠があって私がやったというのですか?」


「嘘言わないで!ドレーユ様のグラスだけ特別な金で出来た物だと知っててあなた入れてたじゃない!私見てたのよ!」


「証拠だと?こうもシェーラが見てたと言ってるんだ証拠などそれで十分ではないか!」


生徒会長―ドレーユ様も私にいってきます。

そんな金のグラスなんで知りませんし。


「あなたいい加減認めなさいよ!こんなことして何が楽しいの?私の事階段から突き落としたりノートを破ったり!証人だっているのよ!」


周りの人がざわめく。 

生徒会の皆様もシェーラに感化されてるのかそれに対怒りの表情を浮かべていた。


「そんな事をしていたのか!この毒もそんな卑怯なまねをす「待ってください!その事は前に解決しているはずですわ!」シャルロットか……。」


婚約者であるはずのドレーユ様はシャルロット様を忘れていたような顔で見ています。

普通エスコートされるのはシャルロット様のはずどうして婚約者でもないシェーラがエスコートされシャルロット様は忘れられなければならないのでしょうか?


「シャルロット様!あなたも私の事をいじめてましたわ!私いつも辛くて!婚約者であるドレーユ様と仲良くしてるのを嫉妬して1ヶ月前には教室においてあった鞄の中に泥をつめたりこないだは部屋のドレスを裂いたりしていましたわ!」


シャルロット先輩がそんな事するはずないじゃないですか。泥なんて触りませんしあんたのドレス裂いたとろこでもっと高価なものを買えるシャルロット様が満足するわけないのに。


「そんなことをしてるのか!見損なったぞシャルロット!婚約は破棄する!そんな醜いお前は私に相応しくない!」


私の為に出てきて下さったシャルロット様は否定の言葉を述べながらも涙が止まらない様子。

ここは私がしかししますので見ていてくださいシャルロット先輩!





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