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15の目

セディーに会いに行ったら可愛い子猫を抱いていた。許可を取り触らせてもらう。


「この猫どうしたんですの?」


「木の上で降りれなくて衰弱してた。」


「まぁ!可哀想に!だからこんなに細いんですね!私がご飯を作りますので食べさせてあげて下さい。」


子猫用なので離乳食っぽくします。

出来上がったものを持って行き子猫に与えてみる。

匂いを嗅いだあと無害だと感じたのか少しずつですが食べてくれました。

可愛いです。

毛皮も汚れてるので後でお風呂ですね。

食べ終わったあとは眠そうだったので布を敷いた籠の中に入れてあげます。


「そう言えば、私魔法と数学授業免除になりました!あと、魔法の授業であのピンク頭にあいました!」


その時のことを振り返って話してみるとピンク頭の印象が更に下がったのか機嫌が悪そうです。


「何その女。勘違いも甚だしいね。頭おかしいんじゃない?」


正直ですね。

もう少し八ツ橋に包めばよろしいのに。

こっちに八ツ橋なんてあるのかしら?


「魔法の授業が免除されましたのでもう会わないと思いますわ!」


私も会いたくないですし。


「そうだね。馬鹿には関わらないほうがいい。頭悪いのが移ってしまうしね。」


そこは関係ないと思いますけど関わらないに越したことはないので常に目を使って逃げようと思います。

これから先が思いやられますね。







♥♠♥♠♥







あの決意から数日は立ち。

目でピンク頭を観察してると誰かを探している素振りが見えますがその後決まって生徒会の誰かと会っています。


それをセディーにも見せると男好きとかつぶやいてました。


私と話した時と違い猫なで声と言うのでしょうか?大変気持ち悪い声を出して話してますね。

これを聞いたセディーは耳をふさぎたいと言っていました。


見てる私もじれったくなります。

だっていろいろな男に声をかけていんですもの。

誰か一人に決めろと言ってやりたくなります。


セディーにはまだ会ってないようですが時間の問題ですね。


それにしてもあくまで貴族の男爵家ですのに礼儀作法の1つも出来てないとは、他の貴族の方も嫌そうに見てますのに。

あ、ですが一部の女子とは仲良くしているそうですね。なんか取り巻きみたいになってますけど。


飽きたのでセディーに抱きついてごろごろします。

セディーは見た目に反して子供体温なので温かいです。お昼寝には最高ですね。






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